◆◆◆ 第7ステージ ◆◆◆
Ouagadougou - Yako 100.5q

最初の頃は朝食のバケットを1本半くらい食べてたけど、最近は半分くらいでお腹いっぱいになるようになってきた。
エシケンさんと辻ちゃんはだいぶ体調が回復してきてて、後半戦に向けて気合十分。

アップをそこそこに、スタートして走ってみたら脚がメチャメチャ重い!!今日は我慢の日だ・・・。
と思ったら、いきなり横風で集団は棒状に。
脚が回らなくて非常にキツイ!苦しい!!そしてブツブツと中切れし始め、後ろにいた僕もついに中切れ。
車の隊列まで下がってしまい、久保さんから「耐えろ!我慢しろー!!」と檄が飛んできたので、集中を切らさずなんとか踏ん張れた。
前では集団が横に広がり始めたのが見えて、やっと集団が落ち着いたようだ。踏ん張って今のうち追いつかなければ終わってしまう。
それまでアフリカ選手の後ろにツキイチだったけど、前に出てペースを上げてなんとか集団に追いついた。危なかった・・・もうダメかと思った。
今日は集団で大人しく走ろう。
そして、メイン集団で無事ゴールすることができた。

今日はブルキナ最後のテント泊。
シャワー浴びて、洗濯して昼寝しようと思っても暑すぎてテントの中にはいられない。パンツ一丁でブラブラして、食事場の日陰でグッタリ。
イスに座ってボケ〜っとしてたらエシケンさんもやってきた。
今日はいつもに増して暑い。

テントに戻ると久保さんが疲れて戻ってきた。
久保さんのマッサージが上手い事がアフリカの選手にも噂が広まっているようで、マッサージしてくれと頼まれたらしい。
「参ったよ〜。もう足がめちゃくちゃ臭かった」と久保さん(爆)
そしたらエシケンさんが「だいだいのとどっちがヤバイですか?」
久保さん「いや、もう全然比較にならない。ありえない臭さだった」
僕の足の臭さもアフリカ人には敵わないようだ(笑)。
辻ちゃん「僕も足やばくなってきてます」
どうやらアフリカに来ると足が臭くなるらしい・・・。辻ちゃんは元々ヤバイらしいが(爆)

テントでしばらくごろごろして、暇なので1人ぶらっと散歩に出かけた。
10分くらい歩いたら集落が見えてきたので、その周辺をぶらぶら。
そしたら子供達が興味津々に近づいてきて、家を案内してくれるという。
庭を案内してもらい、家族にご挨拶。
ピーナツを頂いたので、お返しにペットボトル、補給食に使っているシリアルバーをあげることにして、一度テントに戻りペットボトルを集めて再びお家にお邪魔した。
ピーナツを沢山食べると腹を壊しそうな気がしたので、ボニファスにあげることにしよう。
日暮れが近づいてきたので、テントに帰ることにした。
なんかみんな本当にいい人達ばかりで、お別れするのがちょっと寂しかった。
夕食後広場で空を眺めたら、星がものすごくたくさん見えて綺麗だった。夜空を眺めながらエシケンさんとブルキナの人の事や来年の事などを話し合った。
最初はえ゛−!!と思ったテント泊も今日が最後になり、もっとしてもいいかな、と思うようになった。
何よりも村人達と触れ合えるのが楽しかった。

いよいよレースも終盤だ。



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