ロード競技 選手のタイプ ツール・ド・フランス トラック競技 自転車用語 イケメン選手










競輪とは違うの?

 日本では自転車競技というと競輪を思い浮かべる人がほとんどだが、
ヨーロッパなどでは自転車競技=ロードレースで、サッカーの次くらいの人気がある。
 自転車競技にもトラック競技でケイリンという種目があるが、競輪とはルールが若干異なる。
 トラックレーサーはブレーキは付いてなく、固定式の一枚ギアのみだが、
ロードレーサーにはブレーキ、18〜20段の変速ギアがついている。
 ロードレースは本来は公道を使って行うが、日本では交通規制の問題で公道をほとんど使用出来ない為、
主にサーキットコースを使う。
 ケイリンなどのトラック競技はバンクで行われる。
バンクには1周250m、333m、400m、500mがあり、国際レースでは250mのバンクで行われる。
 陸上でいうとロードレースはマラソンで、ケイリンは100メートル走みたいな感じ。


1日にどのくらいの距離を走るの?

ワールドカップのクラシックレースでは1日に250q以上走る。
ツールなどのステージレースは200q前後になる。


ロード競技


自転車競技は風との戦いでもあり、速度に比例して空気抵抗も増してくる。
先頭を走ると、もろに風を受け体力を大幅に消耗してしまうが、集団の中に入れば
風の抵抗をほとんど受けなく、体力を温存できるので、写真のようにびっしりくっついて走る。その為、要所要所では熾烈なポジション争いなどが行われ、
選手同士の駆け引きやチーム戦略によってレースは展開される。
ロードレースには、ツールのよう長期間にわたって行われるものばかりではなく、
1日のみのレースで勝敗が争われるものがあり、
2日間以上にわたって開催されるものをステージレース、1日のみ開催のものを
ワンデイレースと呼び大きく2つに分類する。
また、この2つのロードレースはそのレースの重要度によって、いくつものランキングによって分けられる。
またステージレースではステージ毎の個人タイムの合計し、
総合時間で順位を競う。
代表的なステージレースは、ジロ・デ・イタリア(イタリア1周)、ツール・ド・フランス(フランス1周)、ヴエルタ・ア・エスパーニャ(スペイン1周)が、ワンデイレースでは、ミラノ〜サンレモ、パリ〜ルーベ、ツール・デ・フランドルなどの
別名クラシックレースと呼ぶものがある。
こうしたレースが春から秋にかけてのシーズン中に、
毎週のようにヨーロッパを中心に世界各地で開催されていく。

また、クリテリウムという競技があり、これは一瞬にして街を走り抜けてしまうステージレースに対して、街中などの周回コース
(1周1qちょっとをだいたい80km走る)を走ることによって観衆が
繰り返し楽しめるように設定されたロードレースもある。

個人の資質がタイムによって分かるタイムトライアル


選手のタイプ

・スプリンター
平地でのスピードに賭ける選手。
選手の特徴としては、ゴール直前でとくに爆発力が求められるので、
筋肉も他のタイプの選手と比べももの筋肉や背筋、
腕などの部位の発達が抜きんでている。速筋の割合が高い。
山岳コースには弱い。

・クライマー
山岳に強い選手。
クライマーは比較的線が細く、体も小さい選手が多い。かといって非力という
わけではなく体重あたりの出力が非常に高い。
特に高度が高く酸素の薄い場所でも、心肺機能が人より発達しているため
苦しくなりにくい。
個人TT(タイムトライアル)に弱い。

・オールラウンダー
平地、山岳ともにバランスがとれている選手。
TT(タイムトライアル)を最も得意とし、山岳ステージでも
クライマーの以上とも言えるアタックに着いて行ける能力を兼ね備えている。





ツール・ド・フランス
オリンピック、サッカーのワールドカップとともに、世界3大スポーツイベント
に数えられる。毎年7月にフランスで開催され、世界130カ国以上で放送される。
UCIランキング上位16位までのチームに出場権が与えられ、
さらにワイルドカードという特別出場枠がツールまでに活躍したチームに振り分けられる。
チームは9人構成で、エースを勝たせるために他の選手はアシストし、エースの負担を軽減する。
第1回開催が1903年という伝統あるレースで、世界最大のレース。
国境にそびえるピレネー、アルプス山脈などの山岳コースと変化に富んだスプリントコースで行われ、
約4000qを3週間かけて走破する。
コースレイアウトは毎年変わり、出発地はグランデパールと呼ばれ、
選ばれることはとても名誉あること。
ゴールは毎年パリのシャンゼリゼ大通りと決まっていて、シャンゼリゼ大通りが
通行止めになるのは毎年革命記念日のパレードと、ツールの2回だけという。
・ジャージの種類
マイヨ・ジョーヌ(黄色いジャージ)
 個人総合成績で1位の選手が着用するリーダージャージ。
マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(赤い水玉ジャージ)
 各ステージの上りの頂上に設定された山岳ポイントの累計で競われる山岳賞。
マイヨ・ヴェール(緑のジャージ)
 
各ステージの中間スプリントポイントと、ゴールにかけられたポイントを累計し、
競われるスプリント賞。
マイヨ・ブラン(白のジャージ)
 25歳以下の最も個人総合時間の少ない選手に与えられる新人賞。
敢闘賞(赤ゼッケン)
 個人タイムトライアルを除くステージで、最も活躍したと思われる選手に与えられる。
選考はレースディレクター。


トラック競技

・1q・500mトライアル
 1人の選手が1000mを独走し、タイムの優劣で順位を決める。
陸上競技の400m競走にちかく、厳しく苦しい種目。(男子は1km、女子は500m)
・スプリント
 2人〜4名で行われる。2周目以降の駆け引きと、ラスト200mのスプリント勝負で着順を競う短距離種目で、トラック競技のあらゆるテクニックが要求される。1,000mに近い周回数で行われる。
・オリンピックスプリント
 1チーム3名の選手で構成され、 3人の選手が順に1周づつ先頭を走り、トラックを3周してタイムを競う。
・個人追い抜き
 
2名の選手がホーム側とバック側から同時にスタートし、半周先を走る相手選手を追い抜くか、先にフィニッシュしたタイムで勝敗が決まる。
・団体追い抜き
 
1チーム4 名で編成された2チームが、ホーム側とバック側から同時にスタートし、先頭交代を繰り返しながら風圧を避け、スピード低下を防ぐ。4kmの距離でチームの3番目を走る選手が相手チームの3番目の選手を追い抜くか、フィニッシュタイムで勝敗が決まる。
・ポイントレース
 20名〜30名の選手が同時にバンクを走行し、最終成績を完走周回数と中間、最終スプリントの得点によって決定する長距離競技。男子30km、女子20kmで、2km毎に設定されたポイントを通過する毎に1〜4着の選手にポイントが与えられ、フィニッシュ時に合計ポイントの多い選手が優勝する。
・マディソンレース
 2名が1チームとなり、約20チーム・40名の選手がリレー方式によってポイントレース(中間スプリント)を展開しながら50kmを走り切る長距離レース
・ケイリン
 
日本のプロスポーツ「競輪」が、オリンピックをはじめ世界で国際種目として正式に採用され、「ケイリン」となった。競輪ではトラックレーサーに乗った誘導員が先導するが、ケイリンでは、動力付自転車がペースメーカーの役割をし、最高8名の選手が出走する。選手は集団でデルニーを追走し、残り1周のラストスプリントのフィニッシュ順が着位となる。





自転車用語
クールール(選手)
クルベゾン(パンク)
デパール(スタート)
アリヴェ(ゴール)
アバンドン(リタイア)
エキップ(チーム)
エカール(タイム差)
マイヨ(ジャージ)
プロトン(集団)
テット・ドゥ・プロトン(先頭集団)
ポディウム(表彰台)
セレモニー・プロトコレール(表彰式)
ラビタユマン(補給)
ゾーン・ド・ラビタユマン(補給地点)
ヴィクトワール(勝利)
ヴィテス(速度)
アクセレレ(ペースアップしたとき)
デクロッシュ(加速した選手に対して、これに遅れたとき)
ディスタンセ(もう絶望的に距離が開いたとき)
フィニ(ゴールする)
アタケ(アタックする)
ボワテュール(車)
アタンスィヨン
(障害物など注意するとき)
ビドン
(ボトル)
カスク(ヘルメット)
シャス(追走)
シュット(落車)
コル(峠)
モンターニュ(山)
コントラモントル(タイムトライアル)
ツキイチ(一番後ろで風を受けない楽なポジション





イケメン自転車選手

 自転車選手は、ベッカム、イルハンに負けてないイケメン選手がいっぱい

D・ディルーカ P・サボルデッリ R・マキュアン S・ガルゼッリ
アレクサンドル・ビノクロフ イバン・マヨ クリストフ・モロー ジルベルト・シモーニ
タイラー・ハミルトン デニス・メンショフ マリオ・チッポリーニ マルコ・パンターニ
ヤン・ウルリヒ ランス・アームストロング リシャール・ヴィランク ダイダイ







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